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RZV500R

2012/03/03完成

タミヤのRZV500Rをヤフオクで900円でゲット。スポット再販品ではない古い小鹿時代のモノなのでスライドマークの劣化が心配だ。まずはフレームやスイングアームのヒケがひどいので溶きパテで修正。また、カウルのエッジをカッターナイフの刃を立てて削って薄くしておいた。

エンジンはセミグロスブラックやブラック、フラットブラックなどを使いわけてインスト通りに製作。最後にアクリルのフラットブラックで汚し塗装を施す。ただ、カウルの下に隠れてしまうので作り込んでもあまり意味がないのだが・・・。

カウルの内側はエナメルのセミグロスブラックで塗装。カウルのエッジをエナメル溶剤で拭き取るとシャープに塗り分けが出来た。最初に削っておいたエッジの薄さが効いている感じ。グリップには極細の金属線を巻き、メインフレームのタイラップは薄いビニールシートから製作。また、メインフレームの溶接跡を溶きパテでそれっぽく盛っておいたのもリアル感アップに一役買っていると思う。カウルのビスは最初に削り穴を空けておいたが、そこに1mmのプラ丸棒で製作したモノをはめ込んで表現。

ディスクプレートのスリットはくぼみの端を大小2つの極細ドリルで穴を空けておいて、デザインカッターと針ヤスリでくり抜く。そして写真のようなジグを作ってノコギリをセットし、ディスクプレートの方を回して溝を彫ってみた。この溝にフラットブラックを流し込んでベンチレーテッドディスクを表現してみる。

フロントフォークのインナーチューブは糊付きの金属箔のメタルックを貼り込んで金属感を高めてみた。濡らした綿棒でやさしく貼り込む。下地のアラもはっきり出てしまうが、ギラギラ反射するので適当に作ってもなんとかなった感じ。

ホワイトを吹いてからレッドで塗り分け。クリアファイルに挟んだスライドマークを目安にマスクを切り出して、カウルやタンクをマスキング。今回、サーフェイサーを使わなかったため、隠蔽力が弱いレッドの下にいつまでもパテ色が見えて困ってしまった。サーフェイサーを使わないまでもホワイト等を吹いて単一色にしておくべきだった。

レッドを吹く前にクリアを軽く吹いて色がはみ出るのを予防。今回色の境目の上にスライドマークが乗るのであまり気にせずに塗ることが出来た。ただ、若干スライドマークの赤がオレンジ掛かっているので、少しイエローを混ぜて色味を合わせておけば良かった、とあとで反省。

カウルの塗装の合間に車体パーツの製作を進める。アンチノーズダイブ用のパイプは0.8mmの黒カラーゴムを使い、少し劣化したふうなカラーに塗っておいた。この黒カラーゴムはとても柔らかいし、色もよく乗ってくれるので扱いやすい。また付属のビニールパイプよりスケール感のある細さだ。

1回目の研ぎ出しをしてから2回目のクリア吹き。2日乾燥させて、今度は中目のコンパウンド中心に研ぐ。そして最後に3回目のクリアを吹く。3回目は少し緩めに溶いてゆっくりと慎重に。エアブラシを早く移動させてしまうとゆず肌になりがちなので、垂れる寸前のテラッとした感じまで我慢。おかげで1枚ビニールコートしたようにきれいにクリアが乗ってくれた。

サイレンサーはクロームシルバー塗装。テールランプは内側にクリアレッドを塗ったあと、表からスモークを吹く。また、テールランプやウインカー内部の反射板はクロームシルバーで塗装。この辺りはすべてインストの指示通り。

ホイールはゴールドを吹いたあと、フラットブラックで汚し塗装。写真では分かり辛いが、ベンチレーテッドの溝がリアルでスケール感が出てくれた。スリットの雰囲気もまぁまぁか・・・。

メーターにはエナメルクリアを流し込んでガラス感を出してみたが、やはり透明なシートを貼った方が光の反射感がリアルだったと思う。エアフォークの連結チューブを追加して製作。クラッチケーブルやブレーキホースは0.8mmの黒カラーゴム。スピードメーターケーブルとスロットルケーブルは0.5mmの黒コードで表現。

ヘッドライトはフラットブラックをレンズの断面に塗ってカウルの隙間からチラッと見えるようにしてみた。また、透明ランナーで電球を製作し、先端はカバー風にクロームシルバーを塗っておいた。やはりヘッドライトの処理はリアル感を出す重要なポイントだと思う。

リアディスクもベンレーテッドのスリットが効いていて良い感じ。バイクのキットはブレーキディスクとヘッドライトのディテールをしっかり作っておけば、あとはまぁ、手を抜いても大丈夫かナとも思う。

3回目のクリアを吹いて、最後に細目のコンパウンドで磨いて研ぎ出し完成。今回2日置いて磨いたが、シートカウル先端のセミグロスブラックの塗り分けでマスキングテープを使ったら反応してチヂミが出てしまい、また中目から研ぐ結果に。乾燥時間が全く足りなかったようだ。

カウルの合わせ目にはエナメルのスモークを流し込んでみた。これはフラットブラックを薄めたモノを使うより自然な影になって有効のようだ。それにしても、このキットはプロポーションが良く、実車の雰囲気をうまく再現している名作だと思う。しいて言うなら、フロントフェンダーがもう少しタイヤに近づいていれば完璧か・・・。

ブレーキホースのクランプも実車通りの位置にセット。この辺りの雰囲気はなかなか良く出来た。今回このキットを選んだのは始めて挑戦する研ぎ出しの練習をするためだが、スライドマークの上のテラテラとした感じが出て自分としては満足。いろいろ失敗も多かったが、その分、勉強にはなった。さて、次は組み合わせる人物フィギュアの製作に移ろう。

スライドマークは少し温度の高いぬるま湯につけて、そして貼り込む部分にはあらかじめたっぷりとタミヤのマークフィットを塗っておいた。どうやらスライドマークはまだ活きていたようで、きつい曲面にもきれい貼り込めた。たぶんマークフィットの糊が効いたと思うし、微妙にマークソフター効果もあるようなので、それが良かったかも・・・。

スライドマークを貼って2日目にスーパークリアを吹く。が、粘度を高めにし過ぎてかなりなゆず肌になってしまった。1日置いて#1500のサンドペーパーで凸凹をならし、中目のコンパウンドでさらに平坦に・・・。クリアの下のレッドやスライドマークを擦って剥がしてしまった所はあとで筆でレタッチ。今回、研ぎ出しをするので、少々のレタッチはクリア層に埋め込まれるのでそんなに気にならない・・・と思う。

タミヤのメカニックBとストレートランライダーを加工してみる。メカニックBは少し腰を伸ばして、首を大きく上向かせる。そして膝を曲げて走っている感じに。ストレートランライダーも腹や腕をカスタム。手首も脱着式に。

改造部をエポキシパテで製作したあと、溶きパテでさらに修正。指も切り離し、彫り込んでディテールアップ。ヘルメットは結局ホワイトパテで修正し、サフレスで塗装することにした。

まずは顔や手を塗装。最終的に水性の艶消しトップコートをするのだが、これでコントラストが弱まるのでもっとゾンビっぽく大胆に赤みを残しておけば良かったかも知れない。また、髪はブロンドの感じは出たものの、パテで細かい髪の流れを作り直した方が良かったと思う。

メカニックBのシャドウ入れは影の中にも明暗が入るようエナメルのスモークを使ってみた。このせいではないと思うのだが、艶消しトップコートをしても布ツナギの質感は出なかった。本当はライダーの革ツナギより艶が落ちていなければいけないのだが・・・。

革ツナギのラインは筆塗りでいくことにする。ライン幅が一定でないと出来上がりが悪いので、1mm幅のマスキングテープを貼ってこれをガイドにして、デザインナイフで筋彫り

スジ彫りの溝幅は0.03mmほど。それに沿って塗料を置いていく地道な作業。しかし、時間さえかければ割と簡単に1mm幅のブラックラインが描けた。

スライドマークはマークソフターとマークフィットを使って馴染ませる。ヘルメットの曲面でしわが寄った部分も最後はマークソフターで薄く伸びるのでなんとかなる。

ヘルメットは2回クリアを吹いたあと、サンドペーパーとコンパウンドで磨く。一回磨いたら塗り立ての状態に戻ると思っておかないと触ってしまうので要注意だ。シールドはクリアファイルから切り出し。もう少し薄く、透明感のある素材があれば良かった。

革ツナギはラッカーの筆塗り、リターダーを少し混ぜて筆ムラを押さえておく。そして最後は水性の艶消しトップコート。しかし、半艶消しの方がメカニックと差がついて良かったかも知れない。

ヘルメットのシールドの透明度が低いので、開けた状態にセットして表情が見えるようにしてみた。ちょっとケニーロバーツに似ているのがイイ。素材が良いので瞳のみ修正を入れただけ。

ヘルメットやカウルの艶と革ツナギの艶の差が出たのは良かったが、実際の革ツナギはもう少し艶があるか・・・。それにしてもメカニックの布ツナギがテカテカしているのが気になる。

ケニーロバーツが市販車のRZV500Rを試し乗り。そして彼のメカニックがスタートの手助けを・・・というシチュエーションを想定。同じ1/12でもメカニックの方がかなり大きかったが、ケニーは小柄な人なので、それほどおかしくはないか。

合板にサンドペーパーを貼った台座に、メカニックとバイクを裏からネジ留めして自立するようにしてある。メカニックの上がった片足に動きがあってなかなかイイ感じ。

ストレートランライダーは元々レーサーのポジションなので、腰をかなり伸ばして、頭部の角度を修正。首も付け足したが、かえってこの方が人間らしいプロポーションになってくれた。

さあ、これから試乗開始、というワンシーン。出来ればチャンバーから吹き出る4筋の白煙なども表現してみたかったが、そのテクニックが無いので諦めた。

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