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ミニバイクレースの準備2009

5/5のミニバイクレースに向けてTZR50Rの整備。まずはリアタイヤの交換。ブリヂストンのバトラックス BT39F SS 90/80-17の中古があったのでコレをはめる。フロントタイヤはまだ大丈夫そうだったので、今回はそのままで行くことに。ちなみにフロントタイヤは同じ銘柄の80/90-16。

ムシ外しでバルブの中のムシを取り外し空気を抜く。

ビードブレーカーを使って、リムにはまっているビード部をホイール中央の溝に落とす。左右両側とも。

そしてタイヤレバーでタイヤをめくるようにこじって、リムからタイヤのビード部を外す。最初にバルブ位置の辺りにレバーを差し込み、レバーの柄をディスクプレートなどに引っ掛けておいて固定し、次にもう一本を20cmぐらい脇に差し込んで順に「めくって」いく。最初にバルブ位置から始めるのは、対面にバルブが無い状態にして目いっぱい手前にタイヤを引けるようにするため。

古いタイヤを外したら、今度は新しいタイヤのビード部にビードクリームを塗り、回転方向を示すローテーションマークを見て、回転方向を間違えないようにセット。また、タイヤ側面にある軽量点の丸印がバルブ位置にくるように気をつける。タイヤの取り付けもバルブ位置から。今度はタイヤレバー1本でOK。はめ終わったら空気を入れ、ビードを出す(リムにビード部をはめ込む)。最後にムシを取付けて正規の空気圧にし、タイヤ交換完了。

いままでTZR250R 3XVのリアサスをつけていたが、S字の切り返しなどでリアがダダダッと逃げていくようだ。これはどうもバネレートが高すぎてサスが動かず「底付き」と同じようになってしまうからだと思う。やはり250ccのサスを50ccで使うのは無理があったか。しかもリンク式用リアサスなら余計か・・・。とりあえず今回はノーマルサスに交換する。

取り付け部を加工していないので、ノーマルサスに戻すのは簡単。4EUの中古リアサス。ダンパーも抜けていなくていい感じ。

レース後半で突然ガス欠のような症状でエンストすることが続いていたが、もしかしたらオイルキャッチタンクが原因だったかも知れない。写真のようにキャブからのドレンホースやエアベントホースが3本差し込んであるのだが、問題はこのタンクが密閉されている点。これだとキャブのフロート室のエアベント(空気抜き)がだんだん効かなくなってくる気がする。フロート室の空気調整が出来なくなれば燃調も変わってしまうはずだから、たしかに怪しい。

というわけで今回、フタに空気抜きの小さな穴を開けておいた。オイルキャッチタンクが原因なら、これで問題が解決するはず。

水温計に電池を入れて、あとはチェーンに給油したり、キャブ回りのオイル汚れをきれいにして整備完了。

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