item6
DJ-1R

その他のメンテナンス

ドライブベルトばらばら事件

コネクティングチューブを換える

タイヤ交換をする

ライブディオのキャブを付ける

パワーチェックをする

最高速度にチャレンジする

V100純正リアサスをつける

プーリーボスを削る

ドライブプーリーを削る

サーモバンテージを巻く

リードバルブベースを加工をする

イメージソングを調べる

クランクケース内の肉盛りをする3

クランクケース内の肉盛りをする2

クランクケース内の肉盛りをする1

デジタルタコメーターをつける

ディオのリードバルブを付ける

シリンダヘッドを面研する

オートチョークをキャンセルする

ファイナルギアオイルを交換する

ポートを加工する

シリンダーとピストンを脱着する

ノーマルマフラーに戻す

プーリーベルトを交換する

ウエイトローラーとクラッチスプリングを交換する

ノーマルに戻す整備する

08/01/13、いよいよDJ-1Rのパワーアップ作戦を開始。まずはポート加工をしてみる。最初にDJ-1Rのシリンダーに空けられた各ポートを計測して「ポート展開図」を作ってみる。ちなみにこのDJ-1Rは初期型(AF12-1000014〜1309466)で4ポートタイプ。後期型(AF12-1400013〜)になると掃気ポートに柱が入って補助ポートが追加、6ポートタイプになる。その他、プーリーボスが3mm短くなり、リードバルブも樹脂に。パワーは5.5psから6.0psにアップ。

シリンダーの内側にトレーシングペーパーを貼っておいて、鉛筆でなぞってコピー。これで正確にポートサイズが写し取れる。上からシリンダーを覗き込んでいただけでは分らない実際のポートのカタチがよく分る。思ったより排気ポートの上端が平らでびっくりした。また、横幅も限界近く広げられていて、かなり優秀な排気ポートだという気がする。

DJ-1Rのボア×ストロークは40mm×39.3mm、内周125.66mm。ノーマルの排気ポートの「弦長」は26mmぐらい。排気ポートの真ん中に「柱」がないDJ-1Rでは、ピストンリングへの負担を考えると横幅の限界はボアの70%までらしい。それで行くと「弦長」は28mmまでしか広げられない計算。ちなみにDJ-1RRのボアは39mm。

ノーマルの「ハナ」の部分。小判型のシリンダー側開口部から出口部へだんだん真円形に変化させて滑らかにつながっている。もう完成されているような感じで、ヘタに手が出ない雰囲気だった。排気ポート出口は幅19.3mm、高さ18.8mm。エキパイは内径19.5mmの真円。

ヤフオクでリューターとマルチアクセサリーのキットを購入。5000円。1060mmのフレキシブルシャフトが付いているのが便利。それと回転数を8,000〜30,000rpmに変えられるのも使い勝手が良さそう。87W。きれいに削るために比較的高回転で、そして軽く刃を当てるようにして削ってみた。

シリンダーは鉄製。おもちゃのようなリューターと切削刃でもなんとか削れる。とりあえず、エキゾーストパイプ内径の19.5mmに合わせて微妙に排気ポート出口を削ってみた。

これが完成写真。DJ-1Rのハナは右側に湾曲しているので加工がやっかい。出来るだけ「上面」は平らにしてダウンブローが一気にエキパイに届くように気をつけた。「下面」もラッパ状にならないように注意。ラッパ状にすると渦流が出来て、広げた分の意味が無くなってしまうようだ。また、排気ポートの断面積は入口から出口まで変えないようにも気をつける。広げてしまうとせっかくの排気スピードが落ちてしまうらしい。

試走してみると、トルク感は変わらず。低中速域の抜けがやや良くなって回転の上がりが速くなった気がする程度。最高速度は65km/hほどでこれも同じだった。けっして悪くはなっていないが、劇的な変化はなかった。

キジマチャンバーを付けた時は、中低速は「抜け過ぎ」でまったくダメダメだったが、最高速だけは75km/hまで引っ張れた。とりあえずノーマルマフラーで抜けを良くすることを考える。マフラー後端のパイプにラジオペンチを突っ込んで、ろくろで茶碗を広げるようにぐりぐりやって拡大。

ポート加工をする

出口をラッパ状にして11.2mm径から14.8mm径に。ここで排気を絞っているスクーターにはけっこう効く方法らしい。試走してみると、極低速からのツキが微妙に向上した気はする。

次は掃気ポートへつながるシリンダースカートの「内側」のエッジを幅3.0mmで面取り。いったんピストン裏に吸い上げられた混合気が一次圧縮されて掃気ポートへ押し出される時、スムーズに流れるようにするためだ。微妙な加工だが、けっこう効くらしい。これのいいところは削る量が少ないので一次圧縮が落ちない点。シリンダースカートを大幅に削るとクランク室の容積が増えて、結果、圧縮比が下がる。そうなると回転は上がってもトルクのないエンジンになってしまうようだ。

さっそく試走してみると、40km/h〜50km/h間でスムーズに車速が伸びていく感じがした。中速域で混合気の流れが良くなっている感覚。また、なぜか排気音が静かになった気も。いったんノーマルウエイトローラーの51gから60gに大幅にアップしてもそこそこ加速するので、やはりトルクの減少はないと思う。ただ、最高速は変わらず。

今度は吸気ポートの加工をする。インテークマニホールドを外して、その下のリードバルブベースを取り出す。

吸気ポートの真ん中にあるリブのエッジを削ってみた。ここをナイフのように尖らせると、けっこう混合気の流れが良くなるらしい。クランク室に削りカスが入らないように注意。

DJ-1Rの初期型はスチール製のリードバルブだが、長さにかなり余裕がある。長いと慣性力が大きく働き追随性が悪い。というわけでヤスリで1.5mmほど短くして整形。ちなみにDJ-1Rの後期型はリードバルブが樹脂製に変わっている。樹脂製の方が固有振動数が高く、スチール製より性能が良いようだ。

ベースに当った跡を目安にきれいに整形出来た。これでリードバルブベースの穴に過不足なくフィット。

1.5mm短くなって、性能アップするはず。

また、リードバルブベースをセットしてみるとリードバルブストッパーの厚みが吸気ポートを少し塞ぐカタチになっていたので、リードバルブストッパーの先端も斜めにヤスリで削っておいた。

試走してみると、これがいい感じ。低速から全体的にパワー感が増して楽しいスクーターになってきた。確実にノーマルよりもパワフルになっていると思う。「トルクの谷」も出来ていなかった。今回のポート加工全体では、吸気ポートリブの先鋭化とリードバルブ先端カットが一番「効いた」という印象。

DJ-1R

YouTube

Memories

TZR50R

VF1000R

1/12

88NSR

YZF-R25

>> HOME

>>TOP