フロントフォークを移植する

エンジン系

キャブレータをオーバーホールする

キャブレータを取り外す

エンジンを積む

腰上をオーバーホールする その2

腰上をオーバーホールする その1

Rクランクケースカバー交換その2

Rクランクケースカバー交換その1

エンジンをきれいにする

RCバルブをきれいにする

クランクセンターシールをチェック

シリンダ、ピストンを外す

エンジンを下ろす

ラジエータをきれいにする

エアクリーナエレメントを洗う

足回り系

フロントフォークをオーバーホール

ブレーキフルードを交換する

ブレーキキャリパをオーバーホール

ブレーキディスクを交換する

ホイルベアリングを交換する

Rサスペンション回りをきれいに

ステアリングステムをオーバーホール

フロントフォークを移植する

フロントブレーキパッドをチェック

外装系

グリップを交換する

キースイッチ等をきれいにする

カウルステー等をきれいにする

トップブリッジを鏡面仕上げにする

クラッチワイヤをきれいにする

ワイヤ類を外す

ステップをきれいにする

キックペダルのサビを落とす

ミラーを修復する

カウルをプラリペアで修理する

カウルをきれいにする

その他

パワーチェックをする

バイクを登録する

リミッターを解除する

バッテリーを交換する

ステアリングダンパーを付ける

アーシングする

エンジンを始動させる

チェーンを交換する

チャンバーをきれいにする

まずはアルミ脚立を用意する。高さ210cmの物がちょうどいい。これでNSR250Rのフロント部分を吊るのだ。

フレーム前部のこの支柱にタイダウンベルトを巻く。なるべく中央になるようにするとバランスが良かった。緑のアース線を一緒に巻き込まないように注意。

頭上はこんな感じ。この脚立は100kgが耐久限度重量だが、リアタイヤは軽く接地しているし、大丈夫だろう。ちなみにNSR250Rの乾燥重量は127kg。脚立に写真のようなラチェット式のタイダウンベルトを装着。こちらは200kgまで耐えられるし、NSR250Rぐらいの重さなら片手で簡単に巻き上げられる。

フロントホイルが外れて、完全に前部が浮いた状態。雨が降ってきたら、三脚ごとバイクカバーを掛ければOK。

バイクを引上げる前に全てのボルトを緩めておく。タイヤが接地してないと力が入らないからだ。フロントアクスルシャフトはまず右のボルトを22mmのメガネレンチで外し、中のアクスルシャフトを左に押し出すと取れる。

ブレーキキャリパも外してフレームにビニールひもで吊っておく。キャリパーが重いので、ブレーキホースの取り付け部が裂ける可能性があるのだ。それとキャリパをホイールのリムに当てると一発でホイールが傷つくので注意。フロントフェンダーはサイドのボルト4本を8mmのレンチで外す。ただし、ホイールを外さないとフェンダーは取り外せない。

ボトムブリッジボルトは14mmのボックスレンチで外す。全部ボルトを緩めてフォークが滑り落ちてもフォーク上部の溝にストッパリングが付いているので、ボトムブリッジに引っかかって止まる。ちなみにボトムブリッジボルトの締め付けトルクは4.5〜5.5kg-m。

トップブリッジボルトは6番の六角レンチで緩める。最初はかなりきつくて苦労した。メガネレンチをかまして「延長させる」か、中心をバイスドライバーではさんで両手で回すと良い感じ。締め付けトルクは0.9〜1.3kg-m。手の感覚だけで、ぐっと締めればOK。

ハンドルは5番の六角レンチで。88年式はハンドルの上にスペーサーが入っている。右のこの辺りにあるケーブルのクランプのネジを緩める。全てのネジ、ボルトは緩めるだけで外さない。その方が新しいフォークを取付ける時にだんぜん楽。ブレーキライン、配線の取り回しをよく覚えておいて、フォークを下に引き抜く。

ストックしてあった5,000km走行の極上のフォークを移植する。インナーパイプにサビがまったくない。フォークオイルは純正のウルトラCOクッションオイル10号(SAE10W)を入れておいた。

ハンドルを左右に振ってみてもクリック感はなく、スムーズに動く。どうやらステアリングステムのベアリングは大丈夫のようだ。フロントフォーク下部を持って前後に揺すってみてもガタはなかった。

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