90NSRのメンテナンス記録
I repaired NSR 250 of the 1990 model purchased in January 2007. Then rode on it at the circuit and practiced. Unfortunately I sold it in January 2015, but during that time learned a lot of things how to maintenance on 2 stroke engine motorbike.

腰上をOHする
レーシングスタンドをかけた状態でフロントタイヤをペール缶の上に乗せて作業開始。ペール缶の丸い接地面が絶妙でしっかり安定するし、回り込んでの作業でも邪魔にならない。フロントブレーキをかけておいてホイールを片手で持ち上げれば簡単にペール缶の上にタイヤが乗る。・・・

キャブレータをオーバーホールする
キャブレータのパーツをチェック。どれも問題ない感じ。ジェットニードル上部のフタに付いていたガスケットはきれいにはがれてくれたので再利用。

フロントブレーキキャリパをOHする
フロントブレーキは4ポッドの異径対向ピストンなので、ピストンシール大4枚、ピストンシール小4枚、ダストシール大4枚、ダストシール小4枚が必要。全部新品に換える。それとジョイントシールも4個新品に交換。・・・

カウルの傷を修復する
1液タイプの薄付けパテを盛って1日養生後、今度は240番のペーパーをサンドペーパーブロックに付けて、平面が出るようにていねいに水研ぎ。あとは400番で磨き、最後に部分塗装をするところ全体に800番で足付けをして塗装準備完了。

ステッカーを製作する
デザインカッターで下図に沿って文字をカットしていく。台紙は切らないように適当な力加減で。この「NSR」のロゴはフリーハンドのようなラインなので簡単。

ステアリングダンパーをOHする
デバイスピストンのオリフィスやオイルシールをパーツクリーナーで洗浄。ダンパーシャフトにあった点傷も爪が引っかからないくらいに磨いておいた。あとはワッシャープレートがかなり錆びていたので、しっかりと錆び取り。

カウンターシャフトオイルシール交換
リップ部は奥に長く折り込まれているので、それが外に飛び出てしまわないように慎重にシールを手で押し込む。もしリップ部が飛び出てしまったら、軽くカウンターシャフトを回しながら、ドライバーの先などでやさしく押し込む。リップ部を切らないように注意。

カウルを塗装する(その2)
今回は純正タンクの赤/白ラインが生きるようなデザインを考えてみた。マスキングで出来た微妙なラインのギザギザなどは硬化する前にカッターの刃で削って修正。ここまでは十分きれいな仕上がり。・・・

フューエルタンクのへこみを修正
これに気を良くして今度はロングボルトをハンマーで叩き、一気に力を加えてみることにした。ところがこの方法ではすぐにタブが外れてしまった。どうやらじわっと力が加わった方がより大きな荷重に耐えられるようだ。・・・

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