90NSRメンテナンス

90NSRのメンテナンス記録

エンジン系

カウンターシャフトオイルシール交換

チェーンをリベット式にする

ミッションオイルを交換する

キャブレータをオーバーホールする

ラジエータを取り付ける

操作系

チェンジペダル回りを修正する

クラッチ滑りを直す

リアブレーキキャリパをOHする

リアブレーキマスターシリンダをOH

フロントブレーキキャリパをOHする

Fブレーキフルードカップステー製作

外装系

カウルの傷を修復する

ステッカーを製作する

カウルを塗装する(その2)

カウルを塗装する(その1)

フューエルタンクを交換する

フューエルタンクのへこみを修正

スクリーンを交換する

Fフェンダーをカットする

FRPカウルを補修する

足回り系

ステアリングダンパーをOHする

タイヤを交換する

フロントフォークをOHする

サスペンションをグリスアップする

その他

その他のメンテナンス記録

ハイゼットカーゴに積み込む

チェーンガードを取付ける

エンジンを始動させる

キャッチタンクを付ける

08/07/29、ヤフオクで手に入れた中古ステアリングダンパー(5100円)をオーバーホールして90NSRに付けることにする。NHKステアリングダンパーODM3000、ストローク130mm、7段調整切り替え。オーバーホールといっても交換するオイルシールが手元にないので、洗浄とオイル交換のみだが、それでもかなり効果があるはず。それにNHKステアリングダンパーのオイルシールは丈夫なようで、あまりオイル漏れを起さないようだ。この中古品ももちろんオイル漏れはなし。まずはダンパーシャフトに付いている強弱調整ダイヤルのビスを外して、ダイヤル部分を取り外す。

キャップが軽く圧入されているので、万力でキャップ部分をはさみ、本体チューブを引き抜く。チューブは回すよりもコトコト揺らすようにした方が抜きやすかった。

キャップを外すとスナップリングが現れるので、これをスナップリングプライヤーで取り外す。錆び付いていなければ中のワッシャープレートも外れる。同じように反対のピロボール側もキャップとスナップリング、ワッシャープレートを外しておく。

ダイヤル側からダンパーシャフトを木槌などでコツコツと叩いてやると、ピロボール側のオイルシールが少しずつ抜けてくる。ちなみに減衰を一番強くし、逆にピロボール側を強く押し込むことで油圧でダイヤル側のオイルシールを抜くことも出来る。

チューブのフチまで出てきたオイルシール。その上に、ワッシャープレート、スナップリング、キャップ。

オイルが飛び散らないように注意しながらオイルシールを完全に抜けば、こんな感じにダンパーシャフトがごっそり取り外せる。

ダイヤル側のオイルシールが残っているので、チューブの中にエクステンションバーを差し入れて木槌などで叩いて抜いておく。

中央にあるデバイスピストンのところでダンパーシャフトは二つに分かれる。ストッパーを抜けばいいのだが、洗浄だけなら特にここを外す必要なし。

ストッパーを外したところ。この後、ピロボール側のオイルシール等をシャフトから取り外すにはデバイスピストンを外さなければならないが、矢印のピンを抜く必要がある。このピンはかしめてあるので下手に抜くのはまずい。そこで今回はこのまま。これ以上分解する必要はないのだ。

デバイスピストンのオリフィスやオイルシールをパーツクリーナーで洗浄。ダンパーシャフトにあった点傷も爪が引っかからないくらいに磨いておいた。あとはワッシャープレートがかなり錆びていたので、しっかりと錆び取り。

このNHKステアリンダンパーの減衰は円板バルブ方式。ダイヤル側のシャフトについた偏芯の円板を回転させると、赤丸内のオリフィス(流量を制御する穴)が少しずつ隠されてオイルの通路が狭くなる。これで減衰力を変化させるしくみ。ちなみに最強位置にするとこの穴は全て塞がれ、脇にある極小の穴のみがオイルの通路となる。

荒井製作所(Ars)製のA8 RSD型のオイルシール。軸径10mm、外径22mm、厚8mm。バイクパーツで流用出来るモノが見つかればいいのだが・・・。今回はそのまま再利用することに。

ピロボール側のオイルシールを打ち込む。オイルシールの外周やリップ部にはフォークオイルを塗っておく。スポンジリング、アルミカラー、オイルシール、そしてワッシャープレートを入れて、マイナスドライバーで均等に周囲をコツコツ叩いて打ち込む。どうもアルミカラーなどで位置決めが出来ているようで、ぴったりと所定の位置で止まってくれた。

ワッシャープレートをスナップリングで留め、さらにキャップをはめ込み。これはピロボール部ごとコンコンと軽く叩けば簡単に入ってくれた。

ひっくり返して、ダイヤル側からフォークオイルをなみなみと入れる。今回はモチュールのEXPERTミディアム/ヘビィ15Wを入れてみた。ゆっくりストロークさせてエア抜き。写真はスポンジリングとアルミカラーを入れたところ。オイルレベルはその上まで来ている。ここにオイルシールをはめる。

14mmのボックスレンチのソケットを当てがって手で押し込むと簡単にシールがチューブの中に入っていった。余分なオイルはチューブ側面の小さな穴から抜けていってくれるので、これで目一杯オイルを充填出来るのだ。最後までオイルシールを押し込むとこの穴も塞がれる。

下がいままで使っていたSHOWAの18段調整式レース用ステアリングダンパー(ステー込み重量420g)。オイルシールがダメになっていてオイル漏れがひどい。そのためエア噛みしているし、減衰もちゃんと効いていないようだ。上が今回オーバーホールしたNHKのODM3000(ステー込み重量520g)。エア噛みの音もなく、しっかりとオーバーホール出来たようだ。

オーバーホールしたODM3000は850gぐらいの負荷で動き出す。これはいい感じ。フリクションロスの少ないはずのSHOWAステアリングダンパーはこれでは全然動き出さないし、それに動き出してからややダンパーが抜けた感じがする。やはりかなりヘタっているようだ。それと、いままでSHOWAの調整は中間の8段目で使用していたが、ODM3000だと感触としては最弱か、1段目くらいに相当するフィーリング。とりあえず最弱にセットして使ってみることにする。90NSRに取り付けてハンドルを動かしてみるとあきらかに滑らかなフィーリング。これは期待出来そう。

【ステアリングダンパーをOHする】

リアサスをOHする

腰上をOHする

HONDA NSR250R will be what a pleasant motorbike!

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