スクリーンを交換する

カウルの左端が欠け落ちていて、一部は黄色のガムテープとプラピンでかろうじてくっついているスクリーン。もちろんこのくらいの破損なら十分使えるし、安全上でもライディング上でもこのままで問題ない。ただ見た目がイマイチなので、スクリーンを交換することする。

中古スクリーンをヤフオクで探してみたけれど意外と高い。そこで思い切って新品をM'sで購入。SPレース対応のレーシングスクリーン(9480円)。ドイツのモーターサイクルレーシングアクセサリーメーカーのMRA製で、日本ではバトルファクトリーが輸入元。これはひずみが少なく視界がクリア。ローコストハイパフォーマンスな製品のようだ。

いままで付いていたスクリーンを外す。オス・メス組み合せのプラピンで留められているだけなので、裏からオスピンを押し出せばメスピンも抜ける。これは再利用が出来そうなのでそのまま使うことに。ちなみにスクリーンのフロント部分に開いている穴は、8耐レースなどで見られるもの。真夏なのにラジエータからの熱気などがスクリーン内部にこもって、温度差でスクリーンが曇ってしまうことがあるとか。この穴は走行風を導き入れてその曇りを取るのが目的のようだ。今回はこの穴を開けるのはやめておく。

アッパーカウルについているステー用のボスを取り外す。アルミのネジの方はカウルに固着しているので、ボスの切り欠けにスパナをかけて外す。下手にネジの方をマイナスドライバーでこじるとなめてしまうのだ。取り外したら新しいスクリーンに開いている穴にボスを通してセット。

プラピンの取り付け穴は開いていないので自分で開けなければならない。その分安いわけだが、どのみち既存のカウル穴に合わせて開けなければならないので、「穴無し」のスクリーンの方が好都合だ。穴を開ける位置は現物合わせで。カウルは取付けると引っ張られてかなり変形するので、ロアカウルも付けて完全に使用状態にしておいて位置決めをする。カウルの穴から油性ペンを突っ込んで新しいスクリーンにマーク。

いきなり太いドリルを使って穴にヒビが入るのを防ぐために、先穴を開けておくことにする。マークを狙って慎重に2mmのドリルで穴開け。

そして仕上げの4mmのドリルで穴開け。メスピンがちょうど4mm径なのだ。先穴があるので先端も滑らずにきれいに開けられる。もちろん割れも無し。4mmドリルは100円ショップで木・鉄用を購入。100円ショップは本当に便利。

メスピンをカウルとスクリーンに通しておいて、オスピンを差し込む。すると、内径が細くなっていて十字に割れているメスピン後端が押し広げられて抜けなくなる仕組み。また、最後にメスピンの頭がオスピンの頭の内側にぴったりと入り込むのでこれで完全にロック出来るようだ。

一箇所、微妙に穴がずれてしまったので、ダイヤモンドヤスリで1.5mmほど穴を横に広げる。現物合わせした時にカウルが浮いていて位置がずれたようだ。2mmずれるともう入らなくなるので、かなり正確に位置決めしないと・・・。

サブフレームステーにボスを差し込んで、ベータピンで留める。ベータピンにワイヤーロックするのはレギュレーションで決められているが、カウル脱着時の使い勝手もワイヤーロックがあった方がずっと良い。

これでスクリーン交換終了。やはりガムテープが無い方がきれいでカッコいい。

かなり低めにセットされたスクリーン。カウルにかかったスクリーン部分を見るともう少し上に出して取付けることも出来た感じだが、既存の穴をそのまま使うとこの位置になる。まァ、妥当な高さだと思う。透明度が高く、歪みも少ないMRAスクリーン。これはお買い得だと思う。

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