ミッションオイルを交換する

ずっと眠っていたバイクなのでミッションオイルを交換することにする。100円ショップで買ったトレーにビニール袋を被せて「廃油ポイ」を6個入れておく。これで1リットル分のオイルを固められるのだ。この上に新聞紙を被せて準備OK。

ドレンボルトを緩めてオイルを抜く。オイルは一見、まったく汚れていないような色をしていた。どんなグレードのオイルが入っていたかは不明。最後にバイクを右側に傾けてしっかりオイルを抜く。

88NSRはホンダ純正の4ストロークオイルG1(10W-30)を使っているけれど、今回はG3(10W-40)を入れてみた。SLグレードのシンセティックオイル。半合成油でSAE 10W-40。1リットル1995円。オイル交換時は約0.7リットル(全容量0.8リットル)を入れる。乾式も湿式もミッションオイルの量は同じだった。

ドレンボルトの締め付け。規定トルクは2.0kg-mほど。トルクレンチを使って締め付ける。それにしても抜いたオイルのきれいなこと。

フィラーキャップのところからオイルを入れる。バイクを立てた状態ならフチぎりぎりといったところ。本来はエンジンを一度かけてオイルをギヤに行き渡らせる。そしてバイクを立てた状態でレベルゲージのついたフィラーキャップを差し込んで(ねじ込まずに)チェックし、ゲージ先端に少しオイルが付く位置に油面があればOK。

ドレンボルトをワイヤロックする。6mmのステンレスワイヤをアストロプロダクツ名古屋店で買ってきた。最初から穴開きのドレンボルトが付いていたので、ここにワイヤを通してロック。

いったん通したワイヤを輪にくぐらせてしっかりと固定。

ワイヤツイスタをつかってくるくるとワイヤを巻く。巻くと長さが短くなるので少し長めにワイヤを用意しなければ・・・。

フィラーキャップにも最初から穴が開いていた。この穴にドレンボルトからのワイヤをくぐらせて両方を一度にワイヤロックしてしまう。フィラーキャップまでのワイヤをツイスタでねじって、そしてキャップの穴にくぐらせまた少しワイヤをツイスト。最後にツイスタでワイヤ先端をくいと小さく丸めておいてカット。

ドレンボルトとフィラーキャップにかけるワイヤのテンションは締めつける方向で。

最後に固めた廃油を処分。自治体によって違うが、これは燃えるゴミとしてそのまま出せる。

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