ステッカーを製作する

「96NSR250R SP」に使われていた「NSR Racing」のロゴを真似て製作することにする。アウトラインだけを抜き出して、下図としてA4のラベル用紙にプリント。これはシールになっているのでカッティングシートにそのまま貼れる。ただし、少し糊が強過ぎるので何回か布などに貼り付けて粘着力を落としてから使わないといけない。もしかしたら普通のコピー用紙にスプレー式のペーパーセメントを吹いた方が使いやすかったかも。

レッドはホームセンターで買った屋外用のカッティングシート、IKC製で10×50cm(100円)。濃いグレーはネットで注文、20×50cm(320円)。ニチエ製のLibertaカッティングシートでなかなか丈夫そうだった。あとは転写用リタックシートを用意、10×50cm(40円)。ここに下図のラベル用紙を貼る。

デザインカッターで下図に沿って文字をカットしていく。台紙は切らないように適当な力加減で。この「NSR」のロゴはフリーハンドのようなラインなので簡単。

レッドの「Racing」も細かいけれど、デザインカッターをくるくる回しながらカット。普通のカッターの刃では難しい作業だ。また、ハサミではどうしても滑らかなラインにならないので、やはりデザインカッターかアートカッターと呼ばれるモノを使いたい。

カウルに貼り込むためリタックシールを文字の上に貼る。台紙を切らないでおくとステッカーの文字がバラバラにならず、リタックシールを貼るのが楽だ。またリタックシールを被せる時は、出来るだけ空気が入らないように気をつける。リタックシートの気泡が最終の貼り込み時に影響して、ステッカーにも空気が入りやすくなるのだ。

リタックシートと台紙で挟まれた「NSRステッカー」が完成。2種類のステッカーを今回はそのまま重ね貼りでいくことに。カッティングシートが薄いので段差はほとんど分らない感じだ。

ブリヂストンの46.5cmのステッカーはヤフオクでゲット。2枚で800円。モチュール切り文字ステッカーは白110mmと140mmのをカッティングプロッタで特注で作ってもらった。4枚で1200円ナリ。これも自分で作れたかも。

パーツクリーナーでカウルをよく脱脂してからステッカーを貼る。ブリヂストンの大きなステッカーは曲面に貼るので、ドライヤーで温めてしわを伸ばしながら・・・。

リタックシートにステッカーを移し取ってカウルに。カッティングシートは薄くて気泡が入りやすい。空気を押し出すように貼り込んでいく。そしてリタックシートを剥がせばOK。

「Racing」の文字も重ね貼り。屋外広告用の素材なので退色なども少ないと思う。これでクリヤーを吹けば完璧だが、今回はここまで。気に入らなくなったらいつでも剥がせるのがイイ。

モチュールとブリヂストンのステッカーもこんな感じでペタ。あとはアッパーカウルにもモチュールステッカーを貼る。

ステッカーを貼って完成したカウルを取付けたところ。「NSR」のロゴが入って純正っぽいイメージになった。

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