88NSRメンテナンス

88NSRのリアサスをOHする

PGMステッカーを製作する

その他のメンテナンス記録その2

その他のメンテナンス記録その1

88ロスのキャブセッティングを実験

HRCインテークレクチファイア装着

88テラのパワーチェックをする

キャブレータの油面調整

88RCバルブの調整

キャブレータをOHする

腰上をOHする

メカニカルシールを交換する

チャンバーをきれいにする

センターシールをチェックする

88テラのエンジンを降ろす

88ロスのフロントフォークOH

88ロスカウルのリペア

メーターケーブル交換

88テラのRホイールベアリング交換

88テラのタイヤ交換

88テラと88ロスのメンテナンス記録

【88ロスのキャブセッティングを実験】

88テラにHRCインテークレクチファイヤーを取り付けた当初、その変化がいい感じに思えて88ロスにも装着してみたくなった。同じようにMC21のインシュレーター(1156円)とリードバルブアッシー(598円)をヤフオクで落札。ところが届いたインシュレーターをチェックしてみるとゴム部分がやせてしまっていて、ベース面よりパッキン部分が落ち込んでいた。リードバルブを密着させて明かりにかざすと光が漏れてくる。これでは2次エアを吸いそうだ。そこでもうひとつMC21のインシュレーター(左)472円を落札。こちらはバッチリだった。

88ロス用にHRCインテークレクチファイアーとHRCリードバルブスペーサーを購入。さらに新品の純正リードバルブも購入した。あとになって思えば、88テラから外したモノを使えば良かったが、この時点ではいい感じと思ったまま88テラに組み込んであったのだ。

半日かけて88ロスに組み込み。念のため、アイドリングしているエンジンのインシュレーター辺りにパーツクリーナーを吹いて回転数に変化がないかチェック。2次エアを吸って入れば回転が変わるはずだ。そして2007/11/26、さっそく試走してみると・・・。

イマイチ調子が良く無い。低中回転域でガス欠ぽい力の無さを感じる。それに中回転域でスロットルを戻しても回転が落ちていかない。Kさんにみてもらったら「中間域でエンジンがガソリンをもっと欲しいと言ってる」とのこと。空吹かししてみて、タコメーターの針が7,000rpm前後で固定出来ずにフラフラするのはそんな証拠だとか。回転が落ちないのも「薄い」せいらしい。88テラの時は回転の下がりの悪さを、吸入効率が上がってパワフルになったと勘違いしてしまったが、燃調が狂っただけのようだ。このままでは中間域で最悪焼き付く恐れもある。

スロットル全開域では問題なく回っているのでメインジェット系はOKのようだ。アイドリングも安定している。中間域部分だけが狂っているということで、ジェットニードルを細く出来ればいいんだが・・・。まずは MC21用のAVガス用HRCジェットニードルJ2BAがあるので、これの使用を考えてみる。

右のHRCジェットニードルはかなり長い。これに対応するHRCジェットニードルホルダーやセットプレートも90NSRの方についているが、それを外してまで試してみるのはちょっと面倒。しかも88NSRのノーマルのニードルと比べてみるとどうも細くないのだ。もちろん計測の誤差もあるだろうが、テーパーの部分なども含めて各径をチェックしてみても、効果がなさそうな気がする。

まずはノーマルのニードルにワッシャーをかませて2.0mm引き上げてみることにする。これでベンチュリー径に対してガソリン吸い上げ量を増やしてやろうというわけだ。ノーマルのニードルはストッパーがクリップ式ではなく固定されている。そこで苦肉の策として、ニードルのストッパーの下にこの3φ穴のワッシャーを入れてやる。するとニードルストッパーが穴に落ち込まず、結局穴の深さ+ワッシャー厚分2.0mmほどニードルが引き上がる。クリップ位置換算で2.5段下げた換算。

2.0mmニードルが引き上がると、セットプレートがはまらないので、セットプレートも正確に2.0mm短く加工(写真右)してみた。

そして試走してみると・・・今度は一転、濃くなり過ぎた感じ。9,000rpmから11,500rpmまではパワフルでいい気もする。アイドリングも安定しているが、7,000rpmまでが少しボコつく。チョークを使っているような感覚だ。全体のつながりもイマイチ。やっぱり2.5段は変え過ぎだったようだ。

それならば、ということでジェットニードルの引上げ量を2.0mmから半分戻してみることにする。ジェットニードルストッパーの径と同じ4.0mm径のアルミのパイプをリューターで切り取って、これでスペーサーを作る。

鉄のワッシャーの厚さを利用して、ダイヤモンドヤスリで平行に削り込み。

さらに#2000のペーパーで磨いて、高さ1.0mmのスペーサーの完成。これをジェットニードルストッパーの下に取り付けると、すっぽりと穴にはまり1.0mm分ジェットニードルが引き上がる。クリップ位置1.5段下げという換算だ。

けっこう精度の高いスペーサーが出来上がった。ただ、実験前にKさんから、ジェットニードルの引上げでセッティングを出すのはあまり良くないとの指摘を受けた。結局はアクセル開度のタイミングを早めるだけだそうだ。一回の実験で半日以上潰れてしまうので、無益なチャレンジはこの際やめておくことにする。ちなみにこの1.0mm厚のスペーサーを使うとクリップ式のHRCニードルをノーマルのセットプレートで押さえられるようになる。流用パーツとして取っておくことにする。

今度はメインジェットを大きくして、なんとかセッティングが出ないか試してみる。基本的にはメインジェットは全開域担当のパーツだが、中間域にも影響が及ぶかも知れないと淡い期待を抱いて実験。ノーマルは左#130、右#132。これをワンランク上の#140、右#142に。もちろんジェットニードルの方はノーマル位置にセットし直した。

この機会にドレンチューブセットも新品に交換。これはもう絶品間近。いままでのものは硬化していて、いまにも切れそうだったのだ。汎用品なので長い方を50mm、短い方を40mmカットして丁度いい長さになる。

さらにオイルパスチューブも新品にチェンジ。こちらはお得なバルクチューブ(切り売り品)367円を取り寄せてみた。左用165mm、右用145mmにカット。もう一台分取れるので、やはりお値打ちだ。

さっそく、1ランク上げたメインジェットで試走してみると結果は「濃過ぎ」。中間域以上は少しは薄さが解消したが、全開域では濃過ぎて11,000rpm程度で回転がいっぱいいっぱい。ハーフランクアップのメインジェット#135、#138も購入してあるので、それを試す手もあるが、中間域から下は#140・#142でも相変わらず薄い感じなので無駄だろう。やはり定石通り、ジェットニードルを細くするしかなさそうだ。

MC21にHRCインテークレクチファイアーとリードバルブスペーサーを装着すると、セッティング無しで中間域がトルクアップ、という話だったが、そのままMC18にポン付けとはいかなかったようだ。もともとMC21とMC18ではリードバルブホルダーの開口部の面積も違うし、キャブレーターの内部パーツも違うから、流用はやめた方が良さそうだ。

2007/12/21、88ロスからHRCインテークレクチファイアーやリードバルブスペーサー、MC21用リードバルブホルダー・インシュレーターなどを全て取り払って、メインジェットも#130/#132に。全て88NSRのノーマル仕様に戻した。試走してみると、これが実に気持ちいい吹け上がり・音・加速。今回リードバルブだけは新品に換えたせいもあると思うが、やはり88NSRはノーマルがいい感じだ。ちなみにリードバルブは、内側根元がホルダーと擦れて摩耗したりして反発力が弱まるそうだ。要するにヘタるということ。ちゃんと密着している一見良さげなリードバルブでも、新品と交換すると「エンジン音の切れ」がぐっと良くなる。

88テラの腰下をOHする

アップステッププレートを付ける

ショートレンジスプロケットにする

HONDA NSR250R will be what a pleasant motorbike!

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