TAKE4'S NOTESからの抜粋
I've been written down the hints of how to ride a motorcycle noticed occasionally. Then edit it and would uploaded it here.

リーンの仕方を模索し、正解に近づいた気も・・・
(18/02/15〜18/11/17)

18/02/15 荷重の方向を考える
コーナーリングのきっかけを減速やブレーキングで作るとしても、当然、上体の移動による横荷重が必要だ。その際、模式図の赤矢印のように車体に対してしっかりと横にかけたい。つい青矢印のように下方向にかけてしまいがちだが、それでリーンしていくと身体だけがズレて車体の下に入るカタチになり、車体を引き倒す力をロスしてしまう。また、横向きを超えてやや上向きの方向に飛び込む意識になってしまうと、リーンの過程で身体だけが起き上がるリーンアウトのフォームになってしまう。赤矢印のようにしっかり横方向に飛び込んでそのまま我慢してじっとしていれば、リーンによってすぐに上体は低い位置になる。それを我慢しきれないと荷重のかからない抜けたリーンになる。

18/02/15 フロントフォークは必ず縮める
コーナーでは必ずフロントフォークを縮めてからリーンに入る。スロットル全開でフロントフォークを伸ばしたままでもリーンできるが、それだとフロントタイヤが路面に押し付けられず転倒してしまう。もちろんフォークを縮めるにはスロットルを戻したり、ブレーキングをする。この時、緩いコーナーではスロットルオフによって回転数が下がってしまったり、勢いがなくなってしまう心配が出てくるが、より厳しいラインで突っ込んだり、スロットルオフのタイミングを遅らせたりすれば、必ずスロットルオフが必要な瞬間を作ることができると考える。逆にいえば、スロットルオフが必要ないということは、まだまだぬるい走りだということだろう。

18/02/15 シフトダウンのタイミング
1つシフトダウンして抜けるコーナーにおいて、いったいどのタイミングでシフトダウンすればいいのだろうか? 当然、スロットルオフとブレーキレバー引きは同時にするが、自分はこれに先立ってシフトダウンを入れ込もうと考えていた。しかし、それだとシフトダウンのためのスロットルオフやブリッピング、ブレーキングが必要になってきて進入時の動作がめちゃくちゃになってしまう。また、エンブレで車体の直進性が強まり、せっかく曲がりたがっているバイクの動きを止めてしまう。これが自分が遅かった原因のひとつ。師匠によると、ブレーキングもスロットルオフもシフトダウンも同時に、一瞬で済ますとか。ブレーキレバーとクラッチレバーを同時に引くというタイミング・・・これには練習が必要だと思う。

18/03/28 くるぶしで挟むべし
コーナーの突っ込みの際、いままでは100%両腕で支えておいて外モモでバイクを押していたが、これだとリーンに入るのが難しく、思った以上にバイクの勢いが削がれてしまっていた。そこで師匠の教え通り、ブレーキングで前方にひっくり返りそうになる上体をくるぶしで挟んで止めるようにすると、両腕の力も抜けたし、上体の荷重を外モモに掛けやすくなった。模式図をみると自分の間違いは一目瞭然。これで突っ込みの怖さもかなり減ったし、ぎりぎりまで突っ込んでからリーンに入れるようになったので、タイム短縮にかなりプラスになるはずだ。

18/04/30 コーナー裏に飛び込む
コーナーで失速させずに全開で抜ける方法を模索中。早めにAでリーンさせ、A'で全開で曲げて行く方法を試したらタイムが悪化。これだと減速のタイミングが早くなるうえ、A'で加速しようにもフルリーンで全開にしながら曲げるとリアタイヤが保たないことが分かった。やはり全開にするにはいち早くバイクを立てる必要があった。次に、コーナー裏のBを狙って飛び込む方法を試したらタイムが向上。Bまで思いっきりいけるので全開部分が伸びる格好になったのが奏功した。また、Bからすぐにバイクが立つのでスロットル全開も問題ない。あとはBでしっかりと向きを変えられる方法を考えるのが課題か。

18/05/09 ブレーキングで曲がる
直線的にコーナーに突っ込んで、コーナー裏で曲がるためのヒントを師匠から教えてもらった。それは「止まりきれないフルブレーキングで曲がり込む」。こうすると、バイクが外に引っくり返る力とバランスしながら、バイクは立ったまま弧を描いてクリッピングポイントを回り込み、そこで一気に向きを変える。そしてスロットルも即座に開けられる・・・要は、クリッピングポイントを目指してフルブレーキをかけていける(しかも止まり切れずオーバーランする)スピードとライン、そしてブレーキングタイミングでコーナーに突っ込めばいいということか。しかし、これはかなり難しそうだ。

18/07/13 常にフルブレーキングを心がける
どのコーナーも常にフルブレーキをかける。フロントを沈み込ませ目一杯減速すると思った以上に手前で止まってしまう。そこでその分、ブレーキ開始時期を遅らせて、ぎりぎり止まれないぐらいの勢いで入っていく。フルブレーキングしながら力づくでバイクを倒し、バイクの向きをクリッピングポイント〜脱出ラインに乗せて、止まり切れていないブレーキをリリース。これで回転数高めでコーナーを抜けられ、結果、タイムアップすると思う。

18/09/19 フォーム改造
外腿でガソリンタンクを強く押してバイクを倒したい。すると上体が外側に戻るがそれは良しとして、上体全体でイン側にオフセットすることで荷重変化を作り出す。そのためには膝を開かずに引き上げたままにするべきだ。写真では外腿の荷重はいい感じだが、まだイン側膝が開いて下がってしまっている。このクセをなんとか修正してみたい。

18/11/02 リーンのきっかけ作り
まず、リーン直前にイン側のかかとを大きく引き上げてつま先立ちする。これで内足が完全に抜重状態になる。次にリーンのタイミングで内足の膝に肘を当てるようにして上体をイン側へ。膝を下げてしまうと肘は当たらないので、ぐっと我慢。そしてこの時、外腿がガソリンタンクを強くイン側へ押していればグッド。上体がバイクのイン側に入って固定されるので、バイクがリーンしても上体が反力でアウト側に戻ってしまうこともないはず・・・。もう少し練習してみよう。

18/11/17 転倒するリーン、しないリーン
転倒するリーンは、バイクから抜重して直進状態のまま一気にリーンを進める乗り方。するとフロントタイヤは内向というより「地面方向」に首を振るだけで、もはやバイクをターンさせる力を失い、フロントタイヤを路面から引き剥がすカタチとなってあっけなく転倒する。
転倒しないリーンは、バイクに絶えず荷重しながら、フロントタイヤの内向とターンの進行に合わせてリーンしていく乗り方。浅いリーン状態から効果的にターンをキメた車体のフロントタイヤは横滑り方向に押されるカタチとなってグリップ力が上がるのだ。

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