フリー走行その21〜その26

 

その21 12/06/11

天気くもり、9:00AMから50分の走行。気温22℃、湿度88%。
メインジェット #175(リアバンク)----#178(ロントバンク)
ジェットニードル J2B
B-3段----J2BB-3段
スロージェット #42----#42
エアスクリュー 1+
1/2戻し----1+1/2戻し
サス
セッティング前後標準、混合比1:40

走り出して4周目の45Rへのアプローチでスリップダウンしてしまう。最初、フロントタイヤの感覚に違和感があったが、これはまだタイヤが硬化したままで路面からのキックバックを強く受けているからだろう。フロントタイヤを「感じる」ようではまだまだタイヤに熱が入っていない証拠。3周程のウォーミングアップでは全然足りなかった。とにかくフロントタイヤの「感じ」があるうちは、はやる気持ちを押さえてていねいにタイヤに熱を入れる走りをしなければ・・・。

あとで師匠に相談すると、こういった小さなサーキットではいくらコーナーでがんばっても差はつかないそうだ。結局最後は「早くスロットルを開けた者の勝ち」とのこと。そう言われれば思い当たるフシがある。過去、テクニックもないのに、ただ立ち上がり重視のラインで走っただけで一気に1分3秒台までタイムが縮まったことがあった。

今回映像でチェックしてみると、たしかにいつまでも旋回していてなかなか先へ進んでいかないもどかしさを感じた。いままでコーナーの進入速度が遅いとばかり思っていたが、それよりも立ち上がり速度が遅いのが致命的なのかも・・・。これからは180°考えを変えて、「コーナーは捨てて、スロットルを開けられる直線を活かす」ようにすべきではないだろうか。具体的には、コーナーは直線への助走部分だと考えて、クリップポイントをなめて直線へつながるラインがストレートになるようなポイントに走り込み、そこでいっきに向きを変え、あとは出来るだけスロットルを早く、長く開けていく・・・。

その22 12/06/26

天気くもり、10:00AMから50分の走行。気温21℃、湿度73%。

メインジェット #175(リアバンク)----#178(フロントバンク)

ジェットニードル J2BB-3段----J2BB-3段

スロージェット #42----#42

エアスクリュー 1+1/2戻し----1+1/2戻し

サスセッティング前後標準、混合比1:40

セッティングDATA的には合っているはずなのに、回転の上がりがイマイチ。パワーもやや出ていない気がした。

タイムの出なかった回の反省をふまえ、しっかりと作戦を立ててチャレンジ。コーナーリングスピードはいくらがんばってもそう変わりないと割り切り、ブレーキングでタイムを詰める作戦。師匠いわく、ブレーキはいつもフルブレーキが基本。素人は突っ込みが甘過ぎてここで大きく差が付く・・・とのこと。たしかに自分のブレーキングは甘かったと思う。というか、最近はなるべくブレーキングしないで進入速度を高めてコーナーに進入しようとしていたぐらいだ。

さらにマズいと感じたのはシフトダウンのタイミング。コーナーのいぶん手前からバ〜ン、バ〜ンとエンブレを利かすようにシフトダウンしていたので、これがタイムロスの正体だと思った。フルブレーキング最後にパンパンとクイックにシフトダウンをして、タイミングを詰めるような走りに変える。この作戦でタイムアップ間違いなし、と期待したのだが・・・。

結果はダメダメだった先回よりも悪いタイム。完璧に出来ていないまでも先回より高回転を使えているし、直線的な立ち上がりラインで脱出速度もかなり高まっている実感があるのになぜ? コーナーリング画像を見てもしっかり上体がイン側に入っているし、どこでどうタイムロスをしているのかまったく見当つかなかった。結局、1速で回っていた各ヘアピンを2速で走るようにしたりして、回転数を下げても1段高いギヤを使うことでなんとか先回より微妙に良い1:05.37のタイムが出た、本当にきつねにつままれたような気分でサーキットをあとにした。

ではなぜコーナーで速度を落とし過ぎてしまうのか考えてみると、それは自分が遠心力に対抗してバイクを引き倒すコーナーリングが出来ないせいだと思う。青いラインのように直線的にブレーキングして突っ込んで、青丸地点でエイヤッと上体をイン側に飛び込ませる・・・この際、バイクはブレーキングによる縦のピッチングだけで遠心力が掛かっていないので、バイクを引き倒す力を加減してしまう。上体だけ飛び込んでバイクには力を伝えていないカタチだ。今回、GO&STOP的な走り方をしたことで、自分の欠点が大きく出てきたのだと思う。遠心力をまったく殺したような、コーナーリングとは呼べないような曲がり方では想像以上に速度を落としていたと思う。GO&STOPが悪いわけではない。速度を極端に落とさないと曲がれない自分が悪いのだ。赤いラインのように遠心力の掛かるラインを通り、そして赤矢印の遠心力に支えてもらうようなカタチでバイクを力強く引き倒すようにしなければ・・・。

その23 12/07/10

天気晴れ、10:00AMから50分の走行。気温27℃、湿度72%。

メインジェット #172(リアバンク)----#175(フロントバンク)

ジェットニードル J2BC-3段----J2BB-3段

スロージェット #42----#42

エアスクリュー 1+3/4戻し----1+1/2戻し

サスセッティング前後標準、混合比1:40

どの回転域でもストレスなくついてくる感じ。ストレートで各ギアとも12,500rpmまできっちり回ってくれた。

8月より実施されるサーキットの新・音量規制に1dBオーバーしていると先回指摘されたので、今回、新しく新品のカーボンサイレンサーを購入。Jhaのエンドパイプの内径26mmに対し、これはは23mm。薄いカーボンは遮音には不利だが、出口が絞ってある分、期待出来る。結果は90dB〜92dBと規制値の95dBを余裕でクリア。本当にホッとした。性能的にもたぶんほとんど落ちていない気がする。

今回の課題は、エアブレーキ姿勢からしっかりとバイクを引き倒しながらイン側へ大きく倒れ込むこと。この進入方法で飛び込みの速度を高め、タイムを縮めるというもくろみだったが・・・。結果は1分05秒21とフツーだった。自分ではうまく走っているつもりだが、結果が出ない。たぶん、全体的に1段階遅いタイミングで走っているのだと思う。

その24 12/07/17

天気晴れ、9:00AMから50分の走行。気温28℃、湿度80%。

メインジェット #172(リアバンク)----#175(フロントバンク)

ジェットニードル J2BC-3段----J2BB-3段

スロージェット #42----#42

エアスクリュー 1+3/4戻し----1+1/2戻し

サスセッティング前後標準、混合比1:40 空気圧 前後冷間時200kpa

遠心力に対抗して横に思いっきり引き倒すリーンを課題としてチャレンジ。これで高い速度からのターンを可能にし、進入速度を高めてタイムアップを図る作戦。そして今回、同じセッティングで師匠にも90NSRに乗ってもらい、定点ビデオと車載のGoProで記録。そしてあとで自分の映像と比較研究するという二段構えの作戦だ。自分の走りはいちおう考え通りのリーンは出来たのだが、タイムは先回並み。そこで後半、若干バイクを路面に叩き付けるようなクイックなリーンに変えて、ようやく先回を上回る1分04秒13に。

師匠はというと、初めて乗る90NSRで1分01秒60試し乗りなのに自分より2.5秒ほども速い。いったいどんな過激なコーナーリングかとチェックしてみると、意外にもリーンさせていないし、ヘアピンなどは自分よりも遅いように見える。師匠としては他人のバイクでコケないようにリスクの少ない走り方をしたようだが、それでなぜラップタイムがいいのだろうか?

たしかにストレートから1コーナーへの突っ込みは過激だ。あんな恐ろしいスピードでよく入れるものだとびっくり。が、あとでチェックしてみると最大リーンアングル時のピンポイントの車速は自分の方が速いくらい。つまり、車速は十分に落とすのだが、そこに至るまでの時間が圧倒的に短いということ。進入速度を高めるというのは、出来るだけ短い距離で急減速するということか・・・。
上の画像は第2ヘアピンでの師匠の走りと自分の走りを0.33秒間隔で切り出して合成したモノ。アウト側の自分の方が間隔が開いていてスピード自体は速いのだが、イン側の師匠の方がコーナーを0.5秒ぐらい速く抜けている。遅く見えても走行距離が圧倒的に短い分、短時間で抜けて行けるようだ。これは第3ヘアピンでもそうで、リーンもあまりせず、安全に回っている感じなのにタイムが出るなんて目からウロコ。これはしっかりと分析しなければ・・・。

車載カメラの映像を1コマずつ動かし、そして映り込んでいるLAP-SHOTのタイムを比較してみると・・・。

▼第3ヘアピンを2速で回るのは同じでも、自分がゴールライン付近まで引っ張るのに対し、師匠は最終コーナーのクリップで3速にシフトアップする。この結果、自分がピットロードエンド手前で5速に入るのに対し、師匠の場合はストレート中程で5速に入り、そのまま1コーナーの150m看板まで引っ張っていく。同じバイクなのにこれで0.5秒の差がついていた。

▼1コーナーの進入では師匠は自分よりも直線的に入って行き、4、3速と落としたあと、最後に2速に落としてクリップにつく。そしていったん離れてから2コーナーへと向かうダブル頂点のラインだ。100m看板から1コーナーのクリップまででは1.5秒も師匠の方が速い。自分は3速で1、2コーナーをひとつのコーナーのようにして回り、コーナーリングスピード重視のライン。2コーナーで0.5秒挽回、そして慣れている3コーナーでさらに挽回するが、立体交差地点で結局1秒の差となる。師匠いわく、「このファイナルだと進入で2速に落とさないとタイムが出ない」。

▼意外なことにS字やバックストレートでは差がついていない。これは同じバイクなので当たり前か。自分の走りを初めてみた師匠が、もっとタイムが出ているように見えたと教えてくれたが、実際、一部の区間では師匠の試走並みにはスピードが出ているのだ。だからこそなぜタイムが出ないか分からず困惑していたわけだが・・・。

▼第1ヘアピンの進入でも1秒差のまま。しかし、第2ヘアピンのクリップまでの短い区間でなんと1秒もの遅れ、これで計2秒差。そして第3ヘアピンの進入まででさらに1秒遅れて、3秒差。最終コーナーの立ち上がりで少し挽回し、結局2.5秒差という結果だ。

まとめてみると、最終コーナーで3速にシフトアップしなかったことでストレートエンドで0.5秒差がつく。次に1コーナーの突っ込みの差がさらに遅れを生み1秒差。そして第2、第3ヘアピンの2カ所のヘアピンの突っ込みの差でさらに1.5秒遅れるということ。

いままで納得がいかなかったのは、自分としてはずいぶんテクニックが上達したと思うのに、初期の頃のタイムを超えられないという点。これ以上伸び代が無いように思えてモチベーションも上がらなかったのだが、今回、師匠の走りと比べることで自分の遅い理由がはっきりと分かってホッとした。
初期の頃はファイナルがロングで伸びがよく、そして直線的に立ち上がるスローインファストのラインを取った結果、タイムが良かった。その後、ファイナルをショートに変更して、同じように奥まで突っ込んで向きを変えるラインを走ったのだが、これだと回転数は上がってもスピードは遅いので、走行距離が無駄に長いだけで、大きくタイムロスをしていたのだ。
それではどう走ればいいかというと、ズバリ、コーナーの進入ラインを直線的にし、ショートカットするように突っ込むことだろう。この際、出来るだけ短い時間で減速出来るようにハードブレーキングでタイムをかせぐ。そしていままで以上に車速が落ちるので、そこからの加速を良くするために回転数を高めにキープし、さらにかっちりとスロットルを全開にすることに気をつける・・・これでなんとかイケそうな気がしてきた。

<<師匠の90NSRインプレッション>>
▼中間域でのパンチ力が少し弱い。ジェットニードルの変更で中間域を濃くするといいかも知れない。サイレンサーを絞ったことに対処してパワーを上げるために、薄めのセッティングでオーバーレブを狙うと焼き付く可能性が高い。シリンダーガスケットを薄くして一次圧縮を上げ、それでパンチ力をアップさせるのがいいと思う。

▼フロントブレーキレバーの入りがけっこう深いタイプだ。ハンドルの垂れ角は大きくていい感じ。フロントフォークの入りが速いというか、ストロークが大きい。これはブレーキング時に危ないのでちょっと注意が必要。また、フロントが低くて簡単にリーンするけれど、その後に曲がっていかない。しっかりときっかけを作らないと・・・。リアサスはS字の切り返しでの反応が遅く、スロットとのタイミングがうまく合わない。減衰自体はリアもフロントもちゃんと効いている。ただ、もう少し前後のサスの動きを固めて反応がいいようにしておくとスロットルが早く開けられると思う。圧側の減衰を2ノッチほど締め込む感じか。

▼タイヤはグリップがイマイチ。夏場は空気圧を冷間200kpaから、200kpaとか、180kpaとかまで下げた方がタレてもグリップを保てていいと思う。一度、銘柄を変え、最新のハイグリップタイヤにするとかなり違うハズだ

▼ファイナルが若干合っていない感じ。少しロングにして2コーナーから2速のまま引っ張れるようにするか、少しショートにして3速を活かすようにするか・・・。ヘアピンは車速が上がってくると2速でちょうど良くなってきた。

▼ステアリングダンパーは最初は気になったが、速度が上がるにつれ気にならなくなった。かりに無かったとしたら、フロントが振られた時に切れ込んで危険なのでやはり必須だと思う。

その25 12/10/22

天気晴れ、11:00AMから50分の走行。気温23℃、湿度58%。

メインジェット #175(リアバンク)----#178(フロントバンク)

ジェットニードル J2BB-3段----J2BB-3段

スロージェット #42----#42

エアスクリュー 1+1/2戻し----1+1/2戻し

サスセッティング フロント/イニシャル5段目テンション2戻し、リア/コンプレッション1回転戻し、テンション3/4回転戻し

混合比1:40、空気圧 前後冷間時190kpa、AVガス7L給油

今回の課題は1コーナーに直線的に入るラインを取り、コース距離を短くすることでタイムアップを図ること。また、奥まで突っ込むことでスレートでのスロットルオンの時間を増やすことを狙う。それにプラスして、いままで最終コーナーから2速で引っ張っていたのを止め、素早く3速に入れるようにしてみた。これでオーロラビジョン前で5速に入れられるシフトタイミングになり、100m看板到達時間が短縮。これらの結果、1コーナーのクリップまでで1秒以上タイムが上がった。

写真のように1コーナーにこんな鋭角に飛び込んで曲がれるのか不安だったけれど、最後に2速に落とし進入してみると90NSRは苦労もなく旋回してくれた。2速のエンブレとキャスターの立ったフォークで確実に曲がれる。身体が固まってそのままグラベルに飛び出すのが一番恐かったのだが、2コーナーに向かって自然にW頂点のラインが取れるのにびっくりだ。そこから3速に上げて3コーナーを下るのに少し時間が掛かるが、これは慣れてくればもっとスロットルを開けられるだろう。

1コーナーではうまく行ったショートカット的ラインだが、他のコーナーではなかなかうまく行かない。鋭角に入ってインベタでぐりぐりと旋回していける技術がないというか、90NSRを思うように扱える感覚が無くていつまでもブレーキを離せずにスピードを落とし過ぎてしまう。結果、1次旋回でしっかりとターン出来ずにクリップを過ぎてから必死に寝かし込むことに・・・。すると90NSRはフロントが外に流れていくだけで全然曲がってくれないのだ。それでも今回のコンパクトなラインのお陰で1分3秒42という自分にしては良いタイムが出た。あとで映像をチェックしてみると、うまく行かなかったというコーナーもすべて進入ではタイムが縮まって、そして立ち上がりでいままでと同じタイムに戻る感じ。もう少し勢いを殺さずにターンし、いままで並みにスロットルを開けて立ち上がれたら、と思うと残念だが仕方ない。

練習走行を終え、次の課題はいかに早くブレーキレバーを離せるか、だと感じてサーキットをあとにしたが、師匠に報告をしている際に、「ブレーキを握ったままリーンさせてもOK」となにげない師匠の一言が・・・。
サーキットではフロントブレーキを握ったままリーンさせてもタイヤがしっかりとグリップして平気なのは経験済みだ。師匠は、早くブレーキを離すのではなく、逆にもっと奥まで握ったまま突っ込んでいった方が良いと教えてくれたのかも知れない。

その26 12/11/09

天気くもり時々晴れ、1:00PMから50分の走行。気温19℃、湿度62%。

メインジェット #175(リアバンク)----#178(フロントバンク)

ジェットニードル J2BB-3段----J2BB-3段

スロージェット #42----#42

エアスクリュー 1+1/2戻し----1+1/2戻し

サスセッティング フロント/イニシャル5段目テンション2戻し、リア/コンプレッション1回転戻し、テンション3/4回転戻し

混合比1:40、空気圧 前後冷間時190kpa、AVガス5L給油

フロントブレーキパッドの残りがほとんど無くなってしまったので交換する。同じHRCのブレーキパッドを注文したが廃番。仕方ないのでヤフオクで個人所有のストックを落札してみた。さすがにレース専用だけあってものすごい制動力。そしてディスクにも優しい。その代わり減りも早いのだが・・・。

気温は19℃まであがり、コンディションは悪くなかった。ただ、この時期どこまでタイヤを暖めたらいいのか不安で仕方ない。その上、ブレーキパッドの焼きを入れるまでじっくり走らないと・・・。とにかく15分以上慎重に慣らしを続け、そして少しずつペースを上げて行こうとしたが、どうにもタイムが良くならない。
イメージトレーニングで「身体を前に投げ出していく」ことを思いついたのがいけなかったのかも知れない。実践してみると全然曲がらない。理由は明白、身体をバイクに預けるようにして、しっかりと押せていないからだ。

要するにバイクはリーンしていても身体の重みはかかっていない状態なので、そのまま真っすぐ走って行ってしまうのだ。これでは師匠のショートカットラインで走ろうとすると脱出でどんどんはらむ。そこで急きょ、大回りのラインでなんとかバイクを身体で引き倒すように試みたのだが・・・。結局、最後に1分4秒66が出たのが一番良いタイムで、ほとんど手応えのないまま走行時間終了。ストレートから1コーナーの飛び込み、そして3コーナーの高速コーナーまでは速いのだが、3つのヘアピンがダメで大幅にタイムロスしている感じ。

バイクは身体で倒すことで、ハンドルを切るモノと考えると、ハンドル操作が出来ていないまま走っているようなモノ。これではこういう結果もしかたないか。自分が一番出来ないことがこの「身体をバイクに預けてリーンさせること」だとはっきり分かったのは良かったかも知れない。しかし、いままで何を練習していたんだ、とがっかり。

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