鈴鹿サーキット with VF1000R

2009/12/09、鈴鹿サーキットのフルコース走行会があったので、VF1000Rを持ち込んでみることにする。ハイゼットカーゴでは無理なので、キャンターに積んで鈴鹿へ。

車検もパスしてゼッケンを貼り付け、準備OK。気温は13℃。サーキットの路面なのでタイヤのグリップに心配はないはず。

バスに乗ってコースの下見。S字カーブが意外に狭く感じるのは車窓越しだからだろうか・・・。その代わりエスケープゾーンが広々として見えた。

午後1時。この古いVF1000Rでまともにサーキットを走れるかどうか、不安半分、期待半分でスタート。ところが走り出してすぐにこれはダメだと感じてしまった。少しリーンさせるだけでフロントがよれる感じがして、深いリーンアングルなど取れそうもない。タイヤの接地感もない。メンテナンス不良のせいなのか、それともこれがVFの実力なのか、あるいは単にテクニック不足なだけなのか・・・。

3周ほどフルコースを走ったところで赤旗中断。コース上の転倒車両を撤去するためだが、ピットロードで待機している時にVF1000Rのオイル漏れを指摘されてしまった。たしかにカウルにオイルがたまっている。どこから出ているのか分からなかったけれど、これで残念ながらリタイヤ。

油圧クラッチのスリーブを外してみると、クラッチリフトロッドの穴からエンジンオイルが吹き出た感じ。劣化したリフトロッドのオイルシールがサーキットの全開走行に耐えられなかったのだと思う。

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