ミニバイク耐久レース 11秋

2011/11/03(木・祝)、9回目の3時間耐久ミニバイクレース参戦。天候くもり、コースコンディションドライ。メインジェット#105、プラグ10番、混合比1:40。空気圧F120kpa、R130kpa。コースサイドの時計が見えないので、今回ストップウォッチを積んで時刻を表示させておいたが、これがすごく分かりやすく、時間チェックに煩わされることなし走行出来たのは良かった。
練習走行開始時気温11℃、湿度78%。排気音が頼りない。回転が上がるだけでトルクがない感じ。予選ではメインジェットを#110に換えてみた。これが大当たりで軽くレーシングさせただけでトルクもパワーもある感じが伝わってきた。このはじけるような排気音の感触を覚えておくようにしよう。予選結果は53秒892で6番手。

今回前後タイヤを新品に交換しておいたので、かなり期待していた。しかし、練習走行の1周目のS字の入口でいきなりフロントからスリップダウン。実はフロントタイヤだけ1995年製の長期在庫品で、これが完全に賞味期限切れだったようだ。一方リアは今年製造のモノで、グリップ最高だったのだが・・・。
今回の課題はノーブレーキでコーナーに進入し、縦に切り込むようにして勢いを殺さずにコーナーを抜けること。コーナー手前で減速し過ぎるのが大きなタイムロスだと思うので、ここを改善してタイムアップを図る。それがいきなりフロントからのスリップダウンで計画が狂ってしまった。予選ではフロントタイヤに熱が入ってコンパウンドが復活してくれないかと期待したが、2コーナーでまたもフロントからスリップダウン。タイヤをチェックしてみるとザラザラとした粉っぽい感じ。やはり16年前のタイヤは使ってはダメということか・・・。とりあえずフロントの空気圧を100kpaまで落として対処してみる。

ただ、自分の乗り方の悪さもある。縦に切り込んで遠心力をかければそれでいいかと思っていたが、それではフロントフォークが縮まず、タイヤにも面圧がかかっていない状態。スリップダウンしてもしかたないだろう。そこで少しフロントブレーキをかけてフロントフォークを沈めつつコーナーに入るようにしてみる。さらに、ブレーキをかけなくても腕を突っ張るようにして体重でフロントを入れるとタイヤを食いつかせることが出来るようになってきた。これでブレーキの引きずりも要らなくなった。フロントを入れ込む感覚は、ホイールスピンしながら進むローリングエンドの際に勉強したが、その応用が利いた。

決勝スタート時は気温17℃、湿度61%。これが最高気温だ。スロットルオフからのつきがやや悪くなってきたが、なんとか#110のジェッティングで3時間保った。#115ではダメだっただろう。ちなみにレース終了時は気温15℃、湿度70%。

1:00p.m.ルマン式で決勝スタート。例によって2ストエンジンなので押し掛けでのエンジンスタートは抜群に早い。今回も6番手から2番手に一気にアップしてしまった。危ないのでスタートダッシュはやめようかと思っていたのだが、まァ、レースの雰囲気を楽しむために遊んでみた。写真は1コーナーの進入。6速から4速に落とすが、シフトダウンとブレーキングを併用するので速度が落ち過ぎてしまう。途中からブレーキを出来るだけ早くリリースして勢いを殺さないように進入するようにしてからタイムが上がってきたと思う。

■1コーナーメモ : 直線時にブレーキングで速度調整をし、ノーブレーキで進入する。ただし、減速とリーンを分けずにリーンしながら減速をするのが大切。写真中央のライダーはこんな手前からリーンしている。身体とバイクが減速で前のめりになる恐怖もフロントを縮めてタイヤの面圧を高める作業だと思えば、逆に安心だ。

■2コーナーメモ : 2コーナー手前で3速に落として減速するので、1コーナーはよほど勢いがあっても大丈夫だった。路面が荒れているが、ブレーキングや減速Gでフロントを突き刺すように入れていけばグリップは大丈夫だ。ここまで勢い良く回れるように1コーナーの進入スピードを高めるべきだろう。

■3コーナーメモ : 2コーナーを立ち上がって4速に上げて通過。アウトに余裕があるので、もっと2コーナーから全開で立ち上がらなければもったいない所。

■4コーナーメモ : リアブレーキを引きずってリアステアで回る。するとスムーズにリーン出来るので高速で抜けられるのだ。そして出来ればクリップ手前からじわっとスロットルを全開に出来れば最高。今回初めてリアブレーキを使った進入をやってみたが、かなり使えそうだった。特に、上体がイン側にスムーズに入り込むので飛び込んでいくのに恐さがない。

ただ、今回はリアブレーキが転倒の影響で外れかかってしまい、途中で使えなくなってしまった。そのため2回ほどしか試せなかったのが残念。次回はリアブレーキを忘れずに修理しなければ・・・。

写真の4コーナーはリアブレーキが使えなくなったので、思いっきりフロントを入れ込むようにして進入。そしてやや上体をアウトに戻し、これでバイクを起こす力を増やして倒れ込む力との合力でフロントを押し付ける感じ。もっとスピードが高ければ、上体をインに入れられると思うのだが、今回はフロントタイヤのグリップがまったくアテにならなかったので、その実験は出来なかった。
 

■5コーナーメモ : 6速に入れ、高速で抜ける5コーナー。下りなので目いっぱい加速していきたいが、次のヘアピンに自信がないとスロットルを開け切れないのだ。

■ヘアピンメモ : 6速から5、4、3速へと落とす。シフトダウンのタイミングが早過ぎる。ブレーキと併用すると速度が落ち過ぎる。もっと速度が高くても回れるし、そうしないと脱出加速が弱くなってしまうのだ。キモはリーンしつつ減速することか・・・。

■登り直角コーナーメモ : ヘアピンから立ち上がり、登り直角コーナーは4速スロットル全開で抜ける。スロットルオフでなくても抜けられるコーナーをもっと探さなければ・・・。

■逆バンクコーナーメモ : そして逆バンクコーナーへはアクセルオフだけで、ノーブレーキで進入。今回、逆バンクコーナーをノーブレーキで進入出来るようになってタイムが上がったと思う。完全にアクセルをオフにし、そしてフロントをしっかりと入れ込むようにしてリーン。ここでもリアブレーキを使った方が早い進入が出来るかも知れない。

■S字メモ : 写真のS字の進入が今回ダメダメだった。最初にスリップダウンしたポイントだけに、フロントに無理がかけられない気がしてどう走っていいのやら・・・。とりあえずバイクを立ててリアタイヤだけで回るようにしてやり過ごす。続くS字の切り返しでは、腕を突っ張ってフロントを入れ込むことがうまく出来たので安心して回れた。しかし、S字最初のコーナーから加速してここにアプローチ出来たら、軽くブレーキングを入れたもっと素早いコーナーリングが出来たはずだ。それとS字出口のクリップに付けていないので全開立ち上がりが出来ないでいると思う。

今回、フロントフォークを縮めてタイヤをグリップさせる工夫をあれこれしながら、出来るだけノーブレーキで進入することを心掛けたら、52秒台のラップタイムが何回か出だした。ベストは52秒219。これならもうちょっとの工夫で51秒台に行けそうな気がしてきた。

■12コーナーメモ : スリップしやすいと思い、今回、S字の立ち上がりで4速に上げ少しの間スロットルを開けてから完全スロットルオフで抜けた。立ち上がりでもっと早めにスロットルを開け始められないものだろうか。

■最終コーナーメモ : 5速に入れてから、写真は最終コーナーの立ち上がり。ここでまだまだスピードを上げられそうだ。そのためにはやはり12コーナーからスピードを乗せなければ・・・。

16年前のフロントタイヤのグリップに泣かされた今回のレースだが、おかげでフロントを入れ込む練習にはなったと思う。レース結果は186周を走り、5位。ガソリン消費は練習走行・予選で4L、決勝6Lでぴったり。

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